INTERVIEW

社員インタビュー

interview 05

空調は“目立たないインフラ”。
だからこそ、信頼で選ばれる
仕事をしたい。

Air conditioning is the “invisible infrastructure.
That’s why we aim to earn trust through our work.

空調設備事業部

統括部長・取締役

M.A

ミナト矢崎サービスに入社した
きっかけを教えてください。

私は2000年に入社し、今年で25年目になります。
以前は、ダイキンの特約店として空調を扱う別の会社に勤めていました。ただ、ちょうどその頃、不況の影響で会社が傾きかけていて…。そんなタイミングで、当時の山口常務(現:相談役)から声をかけていただいたのがきっかけです。
当時、ミナト矢崎サービスではまだ営業人員が少なく、特に個別空調(ヒートポンプエアコン)についての販売や提案ができる人材が求められていました。私はその領域での営業経験があったので、その立ち上げを任されて入社することになりました。

空調設備事業部の
主な体制について教えてください。

空調設備事業部は大きく3つのグループで構成されています。

・設備グループ:役所関係や大規模工事を担当。現場全体の施工管理を行う“現場監督”部門です。
・サービスグループ:主に吸収式冷温水機などの点検・保守・修理を中心としたアフターサービス部門です。
・リニューアルグループ:改修工事や保守対応、修理を複合的に担う機動的な部門です。

さらに最近では、神奈川営業所(横浜)も開設し、地域展開にも力を入れ始めています。

取引先の特徴やエリアについて
教えてください。

主な対応エリアは関東圏で、杉並区を中心に公共性の高い施設を対象とした空調工事・修理・保守点検を行なっています。
取引先は官公庁や民間企業など多岐にわたりますが、特にエンドユーザーとの直接取引が多く、地元に根ざした丁寧なアフターサービスで高い評価をいただいています。
物件の比率は年度によって変動しますが、官公庁が約30%、民間企業およびエンドユーザーが約70%位です。中には40年以上にわたり継続してお取引いただいているお客様も多く、長期的な信頼関係を築いています。

他社と比べたときの強みは
どこにありますか?

一番の強みは、販売・施工・保守・修理・提案までワンストップで対応できる体制です。 多くの設備業者(いわゆるサブコン)は施工まででアフターはやりませんが、当社は施工後の保守点検も自社で対応できる。これが大きな違いだと思います。
“やって終わり”じゃないからこそ、お客様との関係も深まり、リピートやご紹介にもつながっていきます。

入札案件など、公共工事の
対応でも強みはありますか?

あります。入札案件では、積算力が非常に重要になります。
我々は過去の実績データを多数持っており、単価・資材・人件費の把握と見積精度の高さが選ばれる理由のひとつになっています。
また、積算ソフトを導入し、最新の物価動向に応じた自動反映ができる体制を整えています。

今後、空調設備事業部を
どう成長させたいですか?

理想は、「トップダウンではなく、現場から考えて動ける組織」にしていくことです。
建設業界はまだまだ古い体質が残っているところがありますが、今後は若手の感性や考えを活かし、世代交代を進めながら会社を進化させていきたい。
ここ数年で、設備グループは世代交代の波がきています。今後10年〜15年の中心になる人材が育ってきているので、彼らが自分たちで考えて動けるよう、現場と営業がバランスよく連携できる体制を築いていきたいと考えています。

今、求めている人材像は
ありますか?

やはり“コミュニケーションがきちんと取れる人”ですね。
こちらが「これお願いね」と言ったときに、どこまでを指しているのかを察して動ける人。逆にわからなければ素直に「どうやればいいですか?」と聞ける人。
今はメールやチャットだけでやりとりが完結してしまう時代だからこそ、会話で意思確認ができることがとても大事です。
職種で言えば、現場の施工管理や、実際に配管・設置作業ができる技能職の方も歓迎しています。若くて意欲のある人が来てくれると嬉しいですね。

社内文化や雰囲気については
どう感じられていますか?

昔ながらの“職人の気質”はありつつも、社内イベントや交流が活発なところはうちの良さだと思います。
フットサル、ゴルフ、登山などの社内レクリエーションもあり、年1回の社員旅行(昨年は北海道)も好評でした。
また、日々の業務でも「ありがとう」が自然に行き交うような、相手を思いやれる空気感があると感じています。

最後に、入社を考えている方への
メッセージをお願いします。

私たちの仕事は、派手さはありません。
でも、空調という“インフラ”を通じて、人の暮らしに深く関わり、社会に確実に貢献できる仕事です。
空調が効かない夏、暖房が動かない冬――そんなときに一番頼られるのが私たちです。
お客様の「ありがとう」が直接返ってくる。
誰かの快適な時間をつくる仕事を、自分の手で支えたい。そう思える人に、ぜひ仲間になってほしいですね。