INTERVIEW

社員インタビュー

interview 02

決まった答えがないからこそ、
やりがいがある。

There’s no one right answer —
and that’s what makes it rewarding.

自動車計装事業部

城南営業所 所長

J.K

ミナト矢崎サービスに入社した
きっかけを教えてください。

前職はバスの運転手でした。その前は10年間、首都高の交通管制業務をしていました。
実はずっとバスの運転手に憧れがあって、人生で一度はやってみたいと思って転職したんです。でも、いざ入ってみると現実は想像以上に厳しくて…。「これはさすがに続けられないな」と。1年我慢したんですが、転職を決めました。
そのとき、以前の職場の同期(現:西部営業所 所長)から「うちの会社来ないか」と声をかけてもらって、ミナト矢崎サービスに入社しました。

今はどのような業務を
担当されていますか?

城南営業所の所長をしています。といっても、所長業務だけをやっているわけではなく、現場作業も普通に行います。
うちは少数精鋭の会社ですから、営業・現場・教育・管理、全部を兼ねてやっている感じですね。
主な業務は、タクシーメーターやデジタルタコグラフ、ドライブレコーダーの取り付け・点検・修理です。
私はもともと電気関係に明るいわけではなかったですが、管制業務のときの電気知識や機器の扱い方が、今になって役に立っていると感じています。

入社当初、
苦労されたことはありますか?

最初は、本当に「無理だ」と思っていました(笑)。
何百本とある配線を組む作業を、先輩たちが楽しそうにやっているのを見て、「この人たち、頭おかしいんじゃないか」とすら思っていました。
配線の色も全部違うし、ルートも回路も頭に入っていないとできない。最初はすぐ辞めようと思っていました。
でも、紹介で入った手前「1年は頑張ってみよう」と思って続けていたら、少しずつ“できるようになる面白さ”に目覚めてきたんです。
プラモデルと一緒ですね。難しい模型ほど、完成したときの喜びが大きい。 それが今も、この仕事を続けている理由かもしれません。

所長として、社員教育で
意識されていることはありますか?

一番は、難しいことでもまず“やらせてみる”という姿勢ですね。
簡単なことだけやらせても人は伸びない。失敗してもいいから、とにかく手を動かしてもらう。
もちろん、最終的にお客様に迷惑がかかりそうな場面では自分がカバーに入ります。
お客様とも信頼関係ができているので、「Kくんなら大丈夫だよ」と言ってくださる方も多い。
だからこそ、若手にもある程度“背中を預けてチャレンジさせる”ことができるんです。

所長として、
今後目指していることは?

実は今、矢崎製品以外の取り扱いにも挑戦していきたいと考えています。
製品が限られると市場も限られてしまうので、もっと幅広く、他社製品や新たな分野にも展開していきたい。
売上もここ数年は右肩上がりで、目標に対しては常に110〜115%くらいの達成率です。
それを支えているのは、お客様との信頼関係です。
車の買い替えに合わせて機器の載せ替え依頼をいただくような、地道だけど継続的な仕事が積み上がっています。

自動車計装事業部の強みは
どこにあると感じますか?

「親身になって対応できる」ことだと思います。
私は自分の勉強にもなると思って、夜中でもお客様からの電話に対応していました。
それを今でも「あのとき助かったよ」と言っていただけることがあります。
お客様が困ったときに、どこまで寄り添えるか。そこに、うちの会社の強さがあると感じます。

どんな人に
入ってきてほしいですか?

挨拶ができる人。元気な人。
それがすべてです。
最近は挨拶ができない若い子も多いですが、この仕事はお客様と直接接することが多いので、第一印象ってすごく大事なんです。
うまくいかないときでも、コミュニケーションが取れていれば信頼関係は築けますし、多少の失敗も笑って許してくれる。
それもすべて、ちゃんとした関係づくりがあるからこそだと思います。

最後に、入社を考えている方への
メッセージをお願いします。

この仕事は、毎日コツコツやっていくしかありません。
でも、コツコツやっていれば、必ず身についてきます。
配線が“謎”だった自分でも、21年続けてこれたんですから(笑)。
難しいプラモデルが好きな人、技術に挑戦したい人、元気に挨拶ができる人。
そんな方にとって、うちはきっと楽しい職場になると思います。