INTERVIEW

社員インタビュー

interview 07

“機械を直す”だけじゃない。
生活の一部を支える仕事。

It’s not just about fixing machines.
It’s work that supports daily life.

空調設備事業部

サービスグループ

N.M

ミナト矢崎サービスに入社した
きっかけを教えてください。

以前はパチンコ店でアルバイトをしていました。
正社員ではなかったのですが、結婚して家族を持つことになり、安定した働き方を考えるようになったのが転職のきっかけです。
そのときに「じゃあ自分は何がやりたいのか」と考えたとき、機械を触るのが昔から好きだったことを思い出しました。
パチンコ台や玉を循環させる装置なんかをいじるのが楽しかったんですよね。接客よりも、そういった作業のほうが性に合っていたんだと思います。
その中で、長く続けられる“手に職”をつけるなら何がいいかと考え、これからの時代に必要とされる空調の分野に興味を持ちました。
機械を触れて、社会にとっても欠かせない。まさにそれがミナト矢崎サービスだったんです。

未経験での入社だった
とのことですが、
研修や教育体制はどうでしたか?

完全に未経験での入社でしたが、最初はとにかく上司にひたすらついて現場に出るという形でした。
現場によって機械の種類や設置環境が全く違うので、マニュアルを読むだけでは身につかない部分が多いんです。
会社として座学的な時間も用意してくれていますが、基本的には実際に機械を見て触って学ぶ“現場主義”の教育スタイルですね。
わからないことは現場から戻ってから復習したり、資料を確認したりします。
また、社外の空調基礎研修に参加させてもらえる機会もあり、未経験でも安心してスタートできる環境が整っています。

実際に仕事を覚えて
一人で動けるようになるまで、
どれくらいかかりましたか?

早くても3年はかかると思います。
もちろん人によって進み方は違いますが、空調機器の仕組みや故障原因の見極め、部品交換の対応など、一通りを任せられるようになるには、それくらいの時間は必要です。
とはいえ、最初からすべて完璧にできる人なんていませんし、上司や先輩が常に近くにいるので、安心してステップアップできます。

今担当している仕事や
機器について教えてください。

私はサービスグループに所属していて、空調機器のメンテナンスや点検を担当しています。
中でも主に扱っているのは、「冷温水発生機」という機械で、これは普通の家庭用エアコンとは異なり、ビル全体を冷暖房するような大規模な設備です。
この機械は、ひとつで複数の室内機をコントロールするような構造で、高出力・広範囲を空調するための設備になります。
私たちはこの発生機の点検・修理・保守を行っています。
空調といっても機器は様々で、太陽光や天井カセット型のエアコン、LED照明なども扱いますが、空調機器がやはりメインですね。

印象に残っている現場や
経験はありますか?

入社して間もない頃、上司に連れられて大型空調機の搬入現場に同行したときのことは今でも覚えています。
クレーンでビルの上に大きな機械を吊り上げているのを目の前で見て、「あ、自分ってこんなスケールの大きな仕事に関われるんだ」と素直に感動しました。
そのときは自分がメインで作業したわけではありませんが、将来的にこういうことができるようになりたいという気持ちが芽生えましたね。
あの現場は、自分の中で仕事の“目標”になったような気がします。

ミナト矢崎サービスの社風や
人間関係について
どう感じていますか?

思ったより“壁がない”会社だと思います。
家族のように密接すぎるわけではありませんが、いい意味で距離が近くて、上司や先輩にも相談しやすい空気があります。
専門職なので一緒にいる時間が長くなりますが、そこにもストレスを感じにくい環境です。
人による部分もありますが、総じてフランクでざっくばらんに話せる人が多いと思います。

福利厚生について、
印象に残っていることは
ありますか?

大きな制度ではないかもしれませんが、誕生日にクーポンがもらえたり、クリスマスに商品券が配られたりと、
ちょっとした場面で会社からの“気づかい”を感じることがあります。
決算賞与も、年によってはしっかり支給されていて、会社の業績をきちんと社員に還元しようという姿勢が伝わってきます。

どんな人に入社してほしいと
思いますか?

“あったかい人”ですね。
技術や経験は後からついてくるので、それよりも人に対して思いやりを持てる人、自分で考えて動こうとする人に来てほしいです。
空調の仕事は一人で完結するものではないので、協力し合える人、ちゃんと「ありがとう」が言える人が向いていると思います。

最後に、今後の目標を
教えてください。

“楽しく仕事をする”ことをずっと目標にしています。
大変なことももちろんありますが、その中に楽しさを見つけたいと思っています。
もっと多くの機械や設備に関われるようになって、知識やスキルの幅を広げることで、新しい楽しさを見つけられたらいいなと思います。